住宅ローンの控除とは、
住宅ローンの金額に応じて税金から差し引かれることです。いわゆる減税と言われるもので、納めた分だけ税金が返ってきます。
しかし、
住宅ローンの控除は誰もが利用できるわけではなく、適用されるにはいくつか条件があります。
そこで今回は、
住宅ローンの控除が適用される条件について解説していきます。
▼新築住宅の場合
新築の場合は、①取得日から6か月以内に入居していること、②借り入れ人の合計所得が3,000万円以下であること、③ローンの返済期間が10年以上であること、④床面積が50平米以上であること、⑤床面積の半分以上が居住用であること、という条件があります。
▼中古住宅の場合
中古の場合は、①新築住宅と中古住宅の条件を満たしていること、②耐火建築物は取得時点で築25年以内であること、③耐火建築物以外は取得時点で築20年以内か一定の耐震基準を満たしていること、④親族などから
購入していないこと、⑤贈与された住宅ではないこと、という条件があります。
▼増築やリフォームの場合
増築やリフォームの場合は、①新築住宅と以下の条件を満たしていること、②自分で所有している居住用の住宅であること、③大規模なリフォームや修繕などであること、④工事費用が100万円以上であること、⑤居住用のリフォーム費用が半分以上であること、という条件があります。
▼まとめ
住宅ローンの控除は、条件を満たしている場合のみ適用されます。
適用条件に当てはまっているかわからないという方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。